あると便利な漢方薬4選

あると便利な漢方薬4選

ダイエットについて「食べて運動する」って意見と

「食べないで運動を控える」って言う真っ向反対の

意見を同時に検証しようと「食べて運動しない」でいたら

ただの駄デブになった「Yule庵 庵主Yule」です。

 

さて…今回は…

自宅にストックしておいたら色々便利かもしれない

漢方薬4選をお送りいたします…が…あくまでも

個人的な意見なので必ずしも皆様に

当てはまるわけではございませんので、そこはご了承ください。

1、やっぱり使える「葛根湯(かっこんとう)」

 

このブログの初めての記事「本当に効くのか…葛根湯…」で

色々と書きましたが、やっぱり持っていると便利な漢方薬かも…

「葛根湯」の効能の一つ「血流を増加して身体を温める」

これが冷えからくる諸症状に効いてくれます。

例えば…肩こりとか腰痛…冷えて身体が痛い時…

もっとわかりやすく言えば、身体が強張っているような痛さには

強い味方になってくれるかもしれません。

冬場はもちろんのこと、夏でも外の温度と

冷房で冷えた室内との温度差で余計に身体を強張らせてしまいます。

そんな時にはやっぱり「葛根湯」がおすすめです。

2、お酒もジュースも飲みすぎたら「五苓散(ごれいさん)」

 

こちらは本家Yule庵Blog「梅雨時期の味方…五苓散」で

紹介しておりますのでそちらも参照してくださいませ

 

この薬は使い方の目安として「二日酔いの時みたいな症状」…ってことは

そのまんま「二日酔い」の時に使うことができちゃうんです。

経験者の方ならわかると思いますが二日酔いの時って

なんか身体が火照ってる…ような感じがあるかと思います。

…ってことはそのまんま「身体の火照り」による不快感にも

効果があったりしちゃうんです

ってことは、夏場の火照りの代表「暑気あたり」なんかにも効果があったり…

東洋医学がオカルトチックって言われる一つ

「脳が浮腫むからめまいが起きる」もうね…

西洋医学から言ったら迷信ですよ(笑)

でも「東洋医学」ではそういうことになっているので

むくみに効く薬…ってことでこの「五苓散」が効果があったりします。

 

はい…ここで注意!

身体の火照りに使えるってことは、この薬「身体を冷やす」

という上記の「葛根湯」とは逆の作用がありますので

「冷え」のきつい方の使用は注意が必要です。

3、白い服の天敵…カレーうどん並みの攻撃力「紫雲膏(しうんこう)」

 

名前の「膏」の字の通り塗り薬です。

しかもこれ…主成分の「紫根」のおかげで

べったりつけちゃうと紫色に服汚れます…そしてなんか匂います。

 

んじゃ一体この薬どういう効果があるのかと言いますと…

火傷や痔の痛み、肛門裂傷、外傷や皮膚炎に効果があります。

ただし「重度の熱傷や外傷」「化膿性の傷」「湿潤性(湿った感じ)のただれ」

「熱を帯びた怪我」なんかには使えません。

「紫雲膏」の適応目安の一つが「乾燥性の皮膚トラブル」なのかなぁ…

と個人的には勝手に解釈しております。

ってことは「湿潤性の皮膚トラブル」に対応した

「中黄膏(ちゅうおうこう)」という軟膏もありますがこちら…

べったりつけちゃうと黄色に服汚れます…そしてなんか匂います。

両方同時につけちゃったら「なんか嫌な感じなカラフルさを演出」

できちゃいますので同時使用にはお気をつけください。

4、顔が水っぽい時には「小青竜湯」

 

とりあえず大概の「アレルギー性鼻炎」とか「鼻風邪」

の時の、とりあえず鼻水が止まらない時や

痰が絡んだような咳の時にこの「小青竜湯」は効果を発揮してくれます。

なんかすごくざっくりと誤解を招くような言い方ですが

「顔まわりが水っぽい時」のほとんどの症状には使えます。

この薬は「鼻水や痰」を身体の下に落として尿に変えて排出させる…ので

適応症の目安の一つに「胃から込み上げてくるような不快感」

ってのもあります。

ほらね…なんかオカルトでしょ…もうね自分でもあり得ないこと言ってるの

わかってるんでツッコミは許してくださいな…

以上がストックしてたら便利かなぁ…と個人的に思う漢方薬四選でした。

ただ今回紹介した漢方薬…全て常用する薬ではございません。

その症状になった時、ピンポイントで使うのであって

それで改善されない時はそれ以外に原因がある可能性がありますので

その時は必ずしかるべき医療機関などで相談しましょう。

漢方薬でも身体に作用がある訳ですから

間違った使い方をすれば悪化もするし、副作用もバリバリあります。

全く副作用もなく、何にでも効く薬や健康補助食品なってものは

この世に存在してない…と思ってます。

もし…本当にそんな薬があるのなら…それこそ「神の薬」なのではないのでしょうか…

 

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